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ファンの方(抻面鸡架yuzuさん)の商標登録騒ぎに関する8月9日の投稿の翻訳です。
中国のファンのみなさんの熱い思いと頼もしさを実感した一件でした。
「羽生結弦」の名前が中国で商標登録されてしまう?そして革製品やペットの服の名前になってしまう?
ここ数日、羽生結弦の中国と日本のファンが最も注目している問題です。
8月4日、ある企業が羽生結弦の名前を中国語の文字で商品登録しようとしていることに気づいたファンが微博で状況を説明し、協力を求める呼びかけをしました。
商標登録申請はその時「審査中」の段階でしたが、ファンたちは「申請が通れば羽生選手の名前が革製品の商品名になってしまう!」と心配しました。
羽生選手はマネジメント事務所に所属していないため、ファンが彼の権利を守るために連絡したのは彼が所属しているANAの微博アカウントでした。ANAに状況を知ってもらい、登録に対抗する申請を提出してもらえば、登録を阻止できるのではないかと考えたのです。
8月5日、ANAの公式アカウントからリプライがありました。「関係部門が状況を把握しました。全日空は今後も皆様と共に羽生選手を守ります。」
事態は良い方向に進展したのです。申請した企業の目的達成はきっともう不可能でしょう。
しかし羽生選手への注目度は高く、この事件は日本でも注目され始めました。昨日このニュースは「羽生結弦の商標申請を中国のファンたちが食い止めた」と、日本のyahooニュースのトップ記事になりました。その後、事件の流れを番組で取り上げるテレビ局も現れました。
日本の視聴者たちはもちろんこの事態にとても憤りましたが、それと同時に中国のファンがこれに最初に気づいて批判の声を上げてくれたこと、所属企業のANAに知らせてくれたくれたこと、羽生選手への権利侵害を防ごうと動いてくれたことを大いに賞賛しました。
「あなたは練習に専念してね。それ以外のことは心配しないで大丈夫だから!」
きっとこれが微博で声を上げたファンたち一人一人の心の声だったのだと思います。
羽生選手の国際大会での近年の成績はめざましく、その人気は年々高まっています。
実は彼の名前がこのようことに巻き込まれたのはこれが最初ではないんです。
ANAが8月7日に日本のメディアの取材を受けた時も「我が社が把握している範囲では羽生選手の名前の登録申請は全部で7件、うち5件は既に不成立となっています。」と返答しています。
中国の知識産権局の情報を検索すると2017年8月から208年7月の間に、確かに彼の名前での申請が5回あり、結果は全て「拒否」「否決」「無効」でした。申請歴のある企業は5社で、全て今回申請したのとは別の企業です。今回の申請について検索してみると、4月28日に2件の申請があり、今は「審査中」となっています。
しかし過去の例から言っても、今回ANAに「把握」されていることを考えても、この申請が通ることないでしょう。ファンはもう安心です。
何と言っても羽生選手のこの人気ですから、利益のために商標登録を目論む企業も出てきてしまうのでしょう。でも、「クリスタルの人」には彼を権利侵害から守ってくれる騎士が付いています。そして「クリスタルの人」が一たび劔を抜けば魑魅魍魎もひとたまりもないでしょうからね。