kuppykuppy’s diary

中国語で書かれた羽生結弦選手関連の文章を色々と翻訳しています。速報性皆無のマイペース素人翻訳ですが、よろしければお読み頂ければ嬉しいです。 Twitter:@kuppykuppy2020

「帝国の双璧」が再びこの世界に。四大陸選手権のプログラムはこれ。

こんな夜中ですが、訳さずにはいられなかった。抻面鸡架yuzuさんの2月2日の投稿です。

 

羽生結弦がソウルで開催される2020年四大陸選手権に登場するまであと2日。今朝、かつてクリケットクラブで彼と一緒に練習していた良き友人であるカナダの選手ナムグエンが、クリケットクラブで撮った羽生結弦とのツーショット写真をアップしました。

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太陽のように明るく意気揚々。何気ない一枚の写真が、どんよりと曇った私たちの心を明るく照らしてくれます!

これはクリケットクラブで撮られた写真で、かつてのリンクメイトである2人はスペインの国旗の下に立ち、その国旗を指差しています。きっともう一人のリンクメイトであったフェルナンデスを懐かしんでいるのでしょうね!

ナムグエンはカナダの選手としてこの度の四大陸選手権に出場します。

 

ところで、この大会前に意外なことがありました。昨晩、 ISUの公式サイトの選手情報に載っている羽生結弦の今季のプログラム名が替わっていたのです。

これまでの「源氏秋天」(←オリジンとオトナル)コンビが、密かに「帝国の双璧」コンビに戻っている?これを見たファンたちは最初は思いました。いい加減なISUがプログラム名を打ち間違えたのでは?

 

しかし間も無く日本のメディアにより、これが事実であることがわかりました。羽生結弦四大陸選手権のプログラムをショートフリー共に2018年の平昌オリンピックで使用した《バラード第1番》と《SEIMEI》に変更するとのこと。

一体どういうことなのでしょう。何度も同じ曲を使う選手は沢山いますが、シーズン中に突然プログラムを替えるとは、これまでの羽生結弦には無かったことです。

 

すぐに色々な推測が飛び交い始めました。

 

ある人は言いました。今回の試合が行われる韓国は2018年の平昌オリンピックの開催地。羽生結弦はオリンピックを連覇した時のプログラムを再び韓国で使うことで敬意を示したいのではないか。

 

別の人は言いました。公正な採点がされない状況に直面し、羽生結弦はオリンピックで金メダルを取り記録を破った作品を使うことで、ジャッジの点数の出し方を試そうとしているのではないか。

 

しかし、ある人は言及しました。この2つのプログラムはISUのルール改定前のもの。フリーの曲の長さは今の規定に合わせて縮めることが必要で、そうなると演技構成も組み替えねばならなくなる。それに、この前のグランプリファイナルの様子ではフリーに4回転を5本入れる可能性が高い。

 

そう考えると2本とも過去のプログラムであるとは言え、構成は間違いなく新しいものになりそうです。

 

ところで衣装は?変化があるでしょうか?《バラード第1番》も《SEIMEI》もこれまで何度も修正やバージョンアップがありましたよね〜

 

この度の再登場、羽生結弦の性格から考えると、前のままの衣装と言う可能性は低いのではないでしょうか。プログラム構成だけではなく衣装の変化もとても楽しみです!

しかしどうであれ、この歴史に残る何度見ても見飽きないプログラムがまた試合会場に現れるなんて、スケートファンにとってはそれ自体が特大のプレゼントです。

 

特に新型肺炎の影響で、苦労して手に入れたチケットを泣く泣く手放し、おとなしく自宅で応援することになった中国のファンは、風を操り空を馳ける晴明様が、もやで覆われたこの世界の妖魔を退散させ、地を浄化する「神の奇蹟」を再び見せてくれることを心から待ち望んでいます。

 

(PS  最近肺炎対策関係の仕事でとてもとても忙しくて更新が滞っています。今日は少し時間があったので皆さんにお礼とご挨拶を。元気にしています。皆さんもお身体を大切に。一緒に乗り切って行きましょう。花咲く暖かい春が来ますように。)

中国ファンの皆さん、どうかご無事で!祈ることしかできませんが一日も早く平穏な生活が戻りますように。