いよいよ勝負の時が近づいてきました。
お昼頃からドキドキして、ともすれば泣きそうで…そんな気持ちを紛らわせたくて、記事一つ訳しました。明日からはきっとこんな余裕もないんだろうな。
羽生結弦が見つかった!2月6日、オリンピック公式アカウントはSNSで羽生結弦が「Touchdown」、北京に到着したと発表した。本日(7日)彼は首都体育館に姿を現し、試合前の一度きりの練習をすると思われる。8日の男子シングルショートプログラムが羽生結弦の北京オリンピックでの演技のお披露目となる。
「全世界が羽生結弦を探している」
(旧暦の)新年2日と3日、冬季オリンピックがまだ開催されていないうちから羽生結弦は微博のトレンドに登場し、一度はトップにもなった程だが、それは彼に何か動きがあったからではなく、動きがなかったからであった。
2月6日、羽生結弦が北京に着いたことが確認されると、彼の名前がその夜再びトレンドに現れた。「Japan times」は、話題性で冰墩墩(ビンドゥンドゥン)に張り合えるのは羽生结弦だけだと驚きの声を上げた。
海外のネットユーザーも世界中で羽生結弦を探していた。ただただ羽生結弦の名前を聞きたくて、苦労した末に北京オリンピックの中国語の番組を見つけたというのに、羽生結弦の名前の中国語読みを知らなかったことに気づいて嘆いている人もいた。
また、羽生結弦のアイコンを掲げたあるユーザーは、自分は羽生結弦が北京に着こうが着くまいが気にしない、何故なら気にしない方が待つ時間が短く感じられるからだと強がった。この呟きには1000以上のいいねが付いた。
2021年の末、怪我から復帰した羽生結弦は全日本選手権で優勝し「王者の帰還」を果たして北京オリンピックへの出場権を獲得した。
冬季オリンピックの出場資格を手にした羽生結弦はその場で宣言した。「オリンピックで今のようなレベルではなく完成形の4回転半(4A)を跳びたい。」「3 連覇という権利を有しているのは僕しかいない。」Aとはアクセルの略。フィギュアスケートで唯一滑走方向を向いて跳び上がり、後ろ向きに着氷するジャンプだ。前向きに飛び上がるので他のジャンプよりも半回転多く跳ぶことになる上、跳び上がるタイミングが掴みにくい。アクセルはフィギュアスケートのジャンプの中で一番難しいのだ。
追い立てられなくても自ら奮起する選手
羽生結弦は中国と日本の両方で絶大な人気がある珍しいアスリートだ。外交部のスポークスパーソン華春莹は以前、羽生結弦の日本ファンからの応援のお願いに対して「お任せください!」と応えた。
2015年、羽生結弦はボードに「感謝中国」と書いた。
羽生結弦のもう一つの名シーンは、我が国の選手金博洋の国旗の向きを整えるのを手伝ったところだ。また、中国語で金博洋に「天天加油(天天頑張れ)」と声をかけたことも何度かある。
平昌オリンピック。羽生結弦は男子フィギュアスケート種目を連覇して66年ぶりの快挙を成し遂げた。そしてCCTVのキャスターの解説も語り継がれる名言となった。「顔かたちは玉の如し、姿は松の如し、雁が跳ぶかのような軽やかさ、龍が動き回るかのようなしなやかさ。ソチオリンピックの覇者は平昌オリンピックで四回転を跳ぶ若手たちに挑まれた。私が思い出したのはこの言葉です——運命が勇士に囁いた。『嵐には抗えない。』勇士は囁いた。『私が嵐だ。』羽生結弦は追い立てられなくても自ら奮起する選手です。」
北京オリンピックの男子ショートプログラムの滑走順は既に発表されていて、羽生結弦はショートプログラム21番目(第四グループの三番目)に滑走することが確定している。男子ショートプログラムの競技はは2月8日の09:15-13:30に行われる。その時、彼がどんな演技を見せてくれるのか、CCTVはどのような解説をするのか、期待して待とう。
はい、期待して待ちます。
どうかどうか、羽生選手の思い通りの演技が出来ますように。
そして、みんなの応援が大きな力になりますように!!