kuppykuppy’s diary

中国語で書かれた羽生結弦選手関連の文章を色々と翻訳しています。速報性皆無のマイペース素人翻訳ですが、よろしければお読み頂ければ嬉しいです。 Twitter:@kuppykuppy2020

(過去分)羽生結弦の新しいDVDが予約開始1日でランキングを荒らす!一人で出版業を救う男

【羽生结弦新DVD预售一天就屠榜!以一己之力拯救传统出版业的男人】https://mq.mbd.baidu.com/lrd8c2p?f=cp&u=f91429f1adbac660

 

世間は「進化の時」の鑑賞とNHK杯の当落で持ちきりですね。うちにも「進化の時」が届きましたが、まだ観る時間が取れていません。明日早起きして少し見ようかな。

新情報ではありませんが、抻面鸡架yuzuさんの「進化の時」発売決定に関する8月11日の投稿の翻訳です。

 

 

砂漠期(訳者注:中国語では「ブラックホール期」と言うようです)に入っても、みんなの検索と購買に対する熱意は冷めることがありません。8月11日、羽生結弦選手の第2作目のDVD「進化の時」の予約がスタート。5年の時を隔てて発売される記念DVDは1日経たないうちに、ランキングを荒らし始めました。ブルーレイの特別版がランキングの首位になったばかりでなく、通常盤は第2位。そして4年前に発売された第1作目のDVD「覚醒の時」までがランキングの上位に。


「ランキング荒らし」の称号はやはり伊達ではありません。この数年、羽生結弦選手の関連商品は公式写真集、自伝から雑誌に至るまで、全て情報が出ればあっと言う間にランキングの上位に。このことから付いたもう一つの称号は「一人で日本の出版業界を救う男」。

 

今回「進化の時」の予約開始の情報が真夜中にネットにアップされた後、1日も経たないうちにランキングの上位に躍り出たことは、羽生結弦選手の影響力と集客力を再び証明しました。そして同時に、みんなのこの映像集への期待がどれだけ大きいかを物語っているのです!


2014年以前を振り返ると、羽生結弦選手は震災で苦しみを経験しましたが、それでも若さと意気込みでどんどん前進し、オリンピック初出場で金メダルに輝きました。しかし2014年から連覇を成し遂げた2018年に至るまでは紆余曲折の、本当に苦しい苦しい4年間でした!


それだけではなく「進化の時」は羽生結弦選手に関心や注目を寄せる全ての人との約束でもありました。予約開始のニュースが発表されると、すぐに気づいたファンがいました。5年前の「覚醒の時」の最後に、このような約束があったことに。ーー「次のステージ、進化の時へ」

 

何というロマンティックでそして固い約束なんでしょう。最初の金メダルを取った時に、断固とした揺るぎない気持ちで連覇を決意したのと同時に、「自分は絶え間なく進化する羽生結弦であらねば」と心に決めて歩んで来たこと、これこそが「羽生実行」(訳者注:「結弦」と「実行」の読み方は少し似ています。)と言われる所以。みんな彼のそこに惹きつけられずにいられないんです。


素晴らしいことにこのDVDには、2014年から2015年の全日本選手権に始まり、自らの世界記録を更新し続けた2015年のNHK杯、グランプリファイナル、そして全世界が喝采した2018年の平昌オリンピック等等、全部で15本の華麗な演技が収録されています。2014年から2018年の貴重な映像がです!

 

ファンの中には知っている人もいると思いますが、日本の出版業界の著作権に関しての意識は非常に高いんです。各テレビ局がそれぞれ違った試合で撮ったそれぞれの映像が、1枚に収められるなんて本当になかなかないことです。今日、「進化の時」の制作側も漏らしていました。この「進化の時」は、各版権所有者が大団結して作られた大合作であると。


実際、収録されているプログラムの権利関係ははとても複雑です。例えば2015年に初めて300点越えを達成したNHK杯、その後再度記録を塗り替えたグランプリファイナル、この二つの「SEIMEI」の放映権は一つがNHK、もう一つがテレビ朝日にあります。またヘルシンキ世界選手権と全日本選手権の「ホープアンドレガシー」の放映権はフジテレビに、と言った具合です。

 

このようにお互いが競争関係にあるテレビ局同士の権利関係が複雑に絡み合う状況ですから、制作側は最初、収録を断られることも覚悟していました。しかし、実際にもらったのは「これは私たちが撮影したと言うよりも、私たちが世界を代表して捕獲してきた映像だ。」「このような映像をしまい込んでしまっては、みんなの損失になるから。」と、まさに「大団結」した回答だったのです。

 

「「進化の時」はテレビ局の垣根を超えて、収めるべきプログラムを収めた作品になりました。羽生選手が進化を続けてきたように、映像集も前回に比べて進化を遂げたのです。
これは望外の喜びです!」

 

出版社が言うように、羽生結弦選手はたゆまず努力を重ねて絶え間なく自分を「進化」させ、私たちに普通のフィギュアスケートの次元を超越した演技を見せてくれています。私たちがこの別の惑星からのプレゼントを喜んで受け取らない理由なんて、どこにもないですよね。

 

でも一つ、納得の行かないことがあります。私たちの「クレイジー」は?どこに行ってしまったの?いなくなってしまった?