kuppykuppy’s diary

中国語で書かれた羽生結弦選手関連の文章を色々と翻訳しています。速報性皆無のマイペース素人翻訳ですが、よろしければお読み頂ければ嬉しいです。 Twitter:@kuppykuppy2020

【振り返り】北京オリンピック関連 偉い人の呟きとか街頭インタビューとか陳露さんインタビューとか

ご本人が出るとは一言も言っていない北京オリンピックについては、あまり騒ぎ立てなたくないと思うし、中国のファンの方々の多くがオリンピックよりも羽生選手の健康と幸せと夢の実現が大切!とおっしゃってることも承知していますが、こんな報道もあったという記録としてアップしておきます。

【環球時報 記者 林澤宇 侯佳欣】日本の“フィギュアスケート王子”羽生結弦のファンが中国の観衆に応援を託した件について、中国外交部スポークスパーソンの華春莹がTwitterで反応した。


華春莹は10月1日、中国駐日大使館の「ファンの声が届いた」という呟きをリツイートし、更に「“現地応援は中国の皆さんに託す”との声を目にしました。お任せください!そして中国の新型コロナ対応へのご理解、ありがとう!

冬季五輪・パラ共に、日本を含む各国選手の方々をしっかりと応援します。東京五輪に続いて、北京冬季五輪も成功に向けて頑張ります!」と発信。 


現地時間9月26日、国際オリンピック執行委員会の会議で、北京冬季オリンピックおよびパラリンピックのチケットは海外の人には販売せず、国内の感染対策に関する要件を満たす人にのみ販売することが決定された。30日、日本のネットユーザーはSNS上で「現地に行けないのが残念だ」と呟き、中国の観客に日本選手の応援を託した。日本の「毎日新聞」は、日本のフィギュアスケートの男子シングル選手羽生結弦に関する話題が盛んに語られたと報じている。

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報道によると、羽生結弦のファンがSNSで「北京に行きたかった」「残念だ」と発信したが、一方で「(中国には)沢山の熱心なファンがいるから」「きっと中国の皆さんが彼を応援してくれるから安心だ!」「現地応援は中国の皆さんに託そう」とのファンの声があったと言う。フィギュアスケートのオリンピック代表選手は12月22日から26日にかけて全国から選抜されるとのことだ。


環球時報、環球オンラインの記者は、我が国の駐日大使館のツイッター公式アカウントが30日に関連報道をリツイートして「ファンの皆さんの声がこちらにも届きました。北京冬季オリパラ会期中に中国在住の日本人の方々、大会の日本人ボランティアの皆さんとともに、日本選手団をしっかり応援していきます。😃」と述べたことを確認。

 

北京大学の張頤武教授はインタビューにて、今回の好ましい双方向の交流は、日本の人々が感染症の予防と抑制のために必要な決定に理解を示していることと、国境がスポーツファンの交流の妨げにならないことを示していると語った。更に、オリピックは世界的な一大スポーツイベントであり、世界中の人々がどこにいてもテレビやインターネットを通じて大会の雰囲気を感じ、その過程で他国の人々との理解を深めることが重要だと述べた。そして、中国の観客は、どの国の選手にも拍手を惜しまないに違いないと語る。

 

10月26日で北京オリンピックまであと100日となったようです。

街頭インタビュー | 北京オリンピックまであと100日に寄せて:武大靖ショートトラック選手)の金メダルに期待 そして羽生結弦も頑張って!

共に未来に向かって!北京オリンピックまであと100日、北京青年報と北京頭条の記者がみなさんと一緒に冬季オリンピックへの期待を語る:一番楽しみなのはショートトラックだと言う人 金メダルが一番期待できるから:一番楽しみなのはアイスホッケーだと言う人 緊張感があってドキドキするから:フィギュアスケートが一番楽しみだと言う人は:「羽生結弦を好きじゃない女の子はいません」!彼らは選手たちにどんな応援を送っているのでしょうか?一緒に見てみましょう!

 

リンク先の動画では若者たちが「オリンピックはいつからか知ってる?」「マスコットは知ってる?」「楽しみな種目は?」「選手に贈りたい言葉は?」等の質問に答えています。

1:01ごろに「どの種目が一番楽しみ?」と聞かれた女の子が「フィギュアスケート羽生結弦を好きじゃない女の子はいません ふふっ」と答えています。

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そしてこちらは、陳露さんへのインタビュー。

質問はオリンピックの様々なことに及んでいて、全体ではもっと長いインタビューでしたが、羽生さん部分のみをピックアップした記事があったのでそちらを翻訳しました。

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10月26日、北京冬季オリンピックまでのカウントダウン、残り100日となった。中国フィギュアスケートのチームは先日イタリアのトリノに集結し、次の2021年世界選手権に向けての合宿を行った。陳露は我が国の氷上種目の開拓者であり、中国で初めてフィギュアスケートで世界を制した人物である。北京冬季オリンピック委員会のアスリート委員会の委員として、陳露は常に選手たちの状況に注目している。

 

新京報のインタビューで日本のフィギュアスケートのスター選手羽生結弦のことを聞かれた陳露は、羽生結弦の最も敬服に価する点はその不屈の精神だと答えた。

 

 

新京報フィギュアスケートと聞いて多くの人が思い浮かべるのは海外の選手である羽生結弦です。我が国のアスリートが彼から学ぶべき点があると思われますか?

 

陳露:技術力も芸術的な表現力も、その年齢になって熟練の域に達し、非の打ち所がないと言えると思います。目下の技術的難度は中国系アメリカ人のネイサンチェン選手が上回っているでしょうが、私は羽生結弦の最も敬服に価する点はその不屈の精神だと思っています。

 

彼はフィギュアスケート史上初めて“スーパースラム”を達成した選手です。功績を挙げて名を残した後は引退しても何らおかしくなかったのですが、彼は更に4回転アククセルに挑み、トレーニングを続けています。もちろんまだ成功には至っていません。私の記憶に残っているのがある試合の後でチャレンジしたこと。失敗ではありましたが、会場が一体となり熱烈な拍手を送っていました。「より高く、より速く、より強く、より団結する」と言うオリンピックの精神を、彼はその身で体現しているのです。