ゴールデンウイークの最終日にアップされた、みんなが待ちに待っていた日本スケート連盟の動画。
フィギュアスケート羽生結弦選手のメッセージをお届けいたします。3つのパートを続けてご覧ください。#SkateForward明るい未来へ #フィギュアスケート #羽生結弦 #YuzuruHANYU pic.twitter.com/dLTCHA07Z5
— 公益財団法人日本スケート連盟 (@skatingjapan) 2020年5月6日
フィギュアスケート羽生結弦選手の動画3本目をお届けいたします。#SkateForward明るい未来へ #フィギュアスケート #羽生結弦 #YuzuruHANYU pic.twitter.com/jn1ULsxKAd
— 公益財団法人日本スケート連盟 (@skatingjapan) 2020年5月6日
騰訊の記者さんによる記事です。
诚意满满!羽生结弦5分钟热舞17曲祈愿疫情早终结 这就是我们爱他的理由
kasumiying 2020-05-06 16:39:50
文/应虹霞
2度のオリンピックで優勝したフィギュアスケートシングルの男子スケート選手羽生結弦は、5月6日に日本フィギュアスケート協会の公式アカウントを通じて、1度に3編の動画をアップし、感染症拡大の早期収束への願いを伝えました。
全部で5分間に渡る動画の中で、羽生は17曲目を披露していて、「ホワイトレジェンド」から「パリの散歩道」そして「seimei」まで、彼が有名になってからの傑作が一網打尽です。
動画の冒頭、羽生はファンにはお馴染みの黒いジャージ姿で室内の空間に現れました。
「フィギュアスケーターの羽生結弦です。2011年3月11日から今までの僕とプログラム達との道のりです。」
羽生結弦のこの度の演目はとても長いものになりますーー
(訳者注:それぞれのプログラム名と演じられたシーズンが紹介されていますが、省略いたします)
……最後の演目は「seimei」。羽生結弦が最も愛するプログラムであり、彼の魅力と特性が最も良く表現されているプログラムでもあります。
特筆すべきなのが、羽生結弦は全部で17曲のプログラムをずっと黒のジャージ姿で演じる中で、「オリジン」では試合の時と同じように髪をセットしていたこと。感染症が拡がるこの大変な時期であってもこの心の込め様です。
動画の最後には「2011年3月11日〜2020年5月6日」の文字が現れ、演技が突然ストップしました。見る人の思いは様々に掻き立てられます。
皆さんご存知の通り、2011年3月11日に日本の東北地方で大地震が発生し、津波も起こりました。その時仙台で練習中であった羽生結弦は、慌ててリンクから逃げ出すしかありませんでした。その後、彼は練習のできるリンクを求めて日本各地を転々とし、アイスショーに出演したりもしました。その苦しみはきっと他人に語れるものではないでしょう。羽生結弦はこの時からずっと、被災地の復興のために自分にできる慈善活動を続けています。
リンクを失い、虚偽の噂を流され、死も考えたことがあると言います。外野からは「天の寵児」と思われている羽生結弦は、実はその道のりの中で多くの困難を乗り越えて来ました。彼は何度となく「何の為に生きるのか」を自分に問い続け、死まで考え、しかしそれでも勇敢に歩み続けて来たばかりか、自分のやり方でこの世界に恩返しを続けているのです。
これが、きっと羽生結弦のファンが全世界に沢山いる理由です。2020年の感染症が拡大するこの状況下で公開されたこの5分間の激励の動画は、再びそのことを印象付けました。